ガス溶接技能講習について解説

技能講習

ガス溶接とは、可燃性のアセチレンガス、LPガスなどと支燃性ガスを用い、金属を高温にし接合することをいう。同様のガスを用いて金属の切断も行うことができる。可燃性ガス及び酸素を用いた溶接など作業を行う際は、ガス溶接技能講習を修了した者でなければ業務に就かせてはならないと労働安全衛生法で定められている。

真面目に講習を受けていたら合格できます。

約14000円~約30000円程度
金額は各教習所による。
個人で受ける場合、教育訓練給付金を受け取れる場合がある。
会社によるが、人材開発支援助成金を受け取れる場合がある。
地方自治体の資格取得支援事業を受け取れる場合がある。

受験資格

なし。未成年者が取得した場合18歳以上から免許が交付される。

取得方法

各都道府県でガス溶接技能講習を取り扱っている教習所で取得可能。
必要書類などは各教習所のHPでご確認下さい。

勉強方法

講習を真面目に受け、実技試験と筆記試験に合格すると取得できます。

講習時間


2日間の講習内容

学科

① ガス溶接等の業務のため使用する設備の構造及び取扱の方法に関する知識(4時間)
② ガス溶接等の業務のため使用する可燃性ガス及び酸素に関する知識(3時間)
③ 関係法令(1時間)
④ 学科修了試験(1時間)

実技

① ガス溶接等の業務のため使用する設備の取扱い(5時間)
② 実技修了試験(1時間)

合計 約14時間(修了試験含めない)

筆記試験、実技試験。

都道府県の受講地により異なります。詳しくは実施先までお問い合わせ下さい。

科目免除なし。

学科

各科目とも40%以上の得点があり、かつ全科目の得点の合計が60%以上で合格となります。

実技

100点満点で70点以上で合格となります。

講習最終日。

溶接関連の仕事の年収・月収・日当

平均年収:405万円
平均月収: 28万円
 平均日当:17736円
 (引用:Indeed 2025/10/13)

建設業 製造業 造船業 など

実技で厚みのある鉄板に丸い穴を空けるのが難しかった。ちょうど寒い時期に取りに行ったので実技でガス溶接を取り扱っている最中の体感温度はちょうど良かった。筆者はIHI技術教習所東京センタ(現:PCT)で取得しました。

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