この資格があれば出来ること
低圧(直流750V以下、交流600V以下)の充電電路または当該充電電路の支持物の敷設、点検、修理若しくは操作を行う場合はこの教育を受ける必要がある。ただし、対地電圧が50V以下であるものや、電信用のもの、電話用のものなど、感電による危害が生じる恐れがないものは対象外。
難易度
真面目に講習を受けていれば合格できます。
費用
約9000円〜23000円程度
金額は各教習所による。
会社によるが、人材開発支援助成金が受け取れる場合がある。
地方自治体の資格取得支援事業を受け取れる場合がある。
受験資格・取得方法
受験資格
18歳以上。
取得方法
各都道府県で低圧電気取扱者特別教育を取り扱っている教習所で取得可能。
必要書類などは各教習所のHPでご確認下さい。
勉強方法・講習時間
勉強方法
講師の話を真面目に受けるだけで大丈夫です。
講習時間
2日間の講習内容
学科
① 低圧の電気に関する基礎知識(1時間)
② 低圧の電気設備に関する基礎知識(2時間)
③ 低圧用の安全作業用具に関する基礎知識(1時間)
④ 低圧の活線作業及び活線近接作業の方法(2時間)
⑤ 関係法令(1時間)
実技
① 低圧の活線作業及び活線近接作業の方法(7時間以上)
合計 約14時間
試験内容
教習所によっては筆記試験がある。(IHI教習所はあった。多分責任を問われた時に正しく講習を行ったアピールをするためだと思う。)ただし、法律上義務はない。
実施日
各都道府県の受講地により異なります。詳しくは実施先までお問い合わせ下さい。
科目免除
免除なし。
※教習機関によっては学科のみ実施の場合がある。その場合は各事業所で実技講習を実施しなければならない。
合格基準
*法的に修了試験の実施が義務づけられているわけではないが、試験がある教習所の例↓↓↓
学科
60%~70%以上の得点で合格となります。
合格発表
講習最終日。
年収
主に電気関係の職種が必要だと思う電気工事スタッフ(※この資格だけで就職するのは難しい)の場合↓↓↓
電気工事スタッフの仕事の年収・月収・日当
平均年収:438万円
平均月収: 31万円
平均日当:19206円
(引用:引用:Indeed 2025/10/13)
資格を生かした就職先
建設業 製造業 ビルメンテナンス業 など
参考動画
最後に
第二種電気工事士の試験を受けようと思い、事前にちょっとでも知識があった方が有利だと確信して取得した。低圧電気取扱者特別教育は労働安全衛生法(厚生労働省)第二種電気工事士は電気工事士法(経済産業省)。筆者はIHI技術教習所東京センター(現:PCT)で取得しました。


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