産業用ロボット教示・検査等特別教育について解説

特別教育

この資格があれば出来ること

産業用ロボットの教示等の業務とは、産業用ロボットのマニプレータの動作をプログラミングによって記憶させるための作業。産業用ロボットの検査等の業務とは、産業用ロボットの運転中に行う検査や修理、調整とこれらの作業の結果の確認業務を含めたメンテナンス作業原則として産業用ロボットに関わる従業員全員が受けなければならない。
協働ロボット」と呼ばれる出力80W未満の産業用ロボットは対象外
※本来、教示等の業務と検査等の業務は別になっているが、教習機関によっては両業務混成した内容の特別教育がある。この記事では両業務混成している場合の資格を紹介する。

難易度

真面目に講習を受けていれば合格できます。

産業用ロボット本
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費用

約13000円〜110000円程度
金額は各教習所による。
会社によるが、人材開発支援助成金が受け取れる場合がある。
地方自治体の資格取得支援事業を受け取れる場合がある。

受験資格・取得方法

受験資格

18歳以上。

取得方法

各都道府県で産業用ロボット教示・検査等特別教育を取り扱っている教習所で取得可能。
必要書類などは各教習所のHPでご確認下さい。

勉強方法・講習時間

勉強方法

講師の話を真面目に受けるだけで大丈夫です。

講習時間


3日間の講習内容

学科

① 産業用ロボットに関する知識(6時間)
② 産業用ロボットの教示等の作業に関する知識(4時間)
③ 産業用ロボットの検査等の作業に関する知識(4時間)
④ 関係法令(2時間)

実技

① 産業用ロボットの操作の方法、産業用ロボットの教示等の作業の方法、産業用ロボットの検査等の作業の方法(7時間)

合計 約23時間

試験内容

教習所によっては筆記試験がある。ただし、法律上義務はない。

実施日

都道府県の受講地により異なります。詳しくは実施先までお問い合わせ下さい。

工場自動化教本
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科目免除

免除なし。
※教習機関によっては学科のみ実施の場合がある。その場合は各事業所で実技講習を実施しなければならない。

合格基準

*法的に修了試験の実施が義務づけられているわけではないが、試験がある教習所の例↓↓↓

学科

60%~70%以上の得点で合格となります。

合格発表

講習最終日。

年収

工場で必要とされることが多いと思う。製造業の場合↓↓↓

製造業務の仕事の年収・月収・日当

平均年収:434万円
平均月収: 30万円
 平均日当:24662円
 (引用:引用:Indeed 2025/10/13)

資格を生かした就職先

製造業 など

参考動画

最後に

ロボットと聞くだけでワクワクしたので資格を取得しようと思った。ロボットの動きはX軸Y軸など数学が苦手な筆者には難しかった。とりあえず近場で安いところで取得しようと埼玉県まで行ったが実技講習がなかったのでHPをよく見て教習所を選んだほうが良いと思う。筆者は埼玉労働基準協会連合会で取得しました。

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