この資格があれば出来ること
合法的に対価(お金)を受け取れる。業務(仕事)としてチェーンソーを使った伐木を行う場合には、チェーンソーによる伐木等特別教育を受講することが義務付けられている。個人がDIYをする際に行う伐木や自宅の庭木の伐採のためにチェーンソーを使った作業はこの資格を保有していなくてもできるが、資格取得を推奨されている。
受験資格・取得方法
受験資格
なし。未成年者が取得した場合18歳以上から免許が交付される。
取得方法
各都道府県で刈払機取扱作業者を取り扱っている教習所で取得可能。
必要書類などは各教習所のHPでご確認下さい。
勉強方法・講習時間
勉強方法
講師の話を真面目に受けるだけで大丈夫です。
講習時間
3日間の講習内容
学科
① 伐木等作業に関する知識(4時間)
② チェーンソーに関する知識(2時間)
③ 振動障害及びその予防に関する知識(2時間)
④ 関係法令(1時間)
実技
① 伐木等の方法(5時間)
② チェーンソーの操作(2時間)
③ チェーンソーの点検及び整備(2時間)
合計 約18時間
試験内容
教習所によっては筆記試験、実技試験がある。(木材製造業労働災害防止協会東京支部はなかった。)ただし、法律上義務はない。
科目免除
- 大径木伐木特別教育修了者は、学科①「伐木等作業に関する知識」(1時間に免除)②「関係法令」(1時間に免除)これ以外の学科全て免除。実技①「伐木等の方法」(30分に免除)これ以外の実技全て免除。合計約2時間30分で取得できる。
- 小径木伐木特別教育修了者は、学科①「伐木等作業に関する知識」(2時間に免除)②「関係法令」(1時間に免除)これ以外の学科全て免除。実技①「伐木等の方法」(2時間に免除)これ以外の実技全て免除。合計約5時間で取得できる。
- チェンソーの講習を受けていない伐木等特別教育修了者は学科(6時間に免除)実技(4時間30分に免除)合計約10時間30分受けなければならない。
合格基準
*法的に修了試験の実施が義務づけられているわけではないが、試験がある教習所の例↓↓↓
学科
60%~70%以上の得点で合格となります。
実技
始業前点検: 系統的な点検実施・異常発見能力(20点)
基本操作: 始動・停止・持ち方・スロットル操作(30点)
安全確認: 作業前確認・周囲への配慮・保護具着用(25点)
切断技術: 正確性・効率性・安全性(25点)
試験時間:15分~20分程度。各項目で一定水準以上かつ危険な操作がないこと(総合70点以上)で合格となります。
合格発表
講習最終日。
年収
林業関連の仕事の年収・月収・日当
平均年収:363万円
平均月収: 25万円
平均日当:12954円
(引用:Indeed 2025/10/06)
資格を生かした就職先
林業 造園業 土木工事業 など
参考動画
最後に
書き方や言い方を統一して欲しい。チェーンソーによる伐木等特別教育など単にチェーンソー特別教育などがある。筆者が調べたかぎり名前が違うだけで扱えることは一緒。チェンソーマンはキックバック起こさないのか?ふと疑問に思った。筆者は木材製造業労働災害防止協会東京支部で取得しました。


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