この資格があれば出来ること
石綿(アスベスト)を使用している建物を解体する時に、この資格保有者がいなければ解体できない。石綿(アスベスト)を使用していない建物はこの資格がなくても問題ない。
「重量の0.1%以上」の石綿(アスベスト)が使用された全てのものの製造や輸入、譲渡や使用が禁止された2006年に新設された。
勉強方法・講習時間
勉強方法
講習を真面目に受け、筆記試験に合格すると取得できます。
講習時間
2日間の講習内容
① 石綿による健康障害及びその予防措置に関する知識(2時間)
② 作業環境の改善方法に関する知識(4時間)
③ 保護具に関する知識(2時間)
④ 関係法令(2時間)
⑤ 修了試験(1時間)
合計 約10時間(修了試験含めない)
試験内容
筆記試験。
科目免除
免除無し。
2006年3月31日までに旧・特定化学物質等作業主任者技能講習を修了した者は、石綿作業主任者となる資格を有しているため、新たに講習を受ける必要なし。
合格基準
学科
各科目の得点が、満点中40%以上の得点があり、かつ全科目の合計得点が満点中60%以上で合格となります。
合格発表
講習最終日。
資格を生かした就職先
建設業 など
参考動画
最後に
老朽化した石綿を使用した建物の取り壊しピークは2028年頃。しかし、この資格はいずれ不要になると思う。解体屋で働いてた頃、石綿吸ってしまったので石綿肺にならないかちょっと心配。筆者はIHI技術教習所東京センター(現:PCT)で取得しました。


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