高所作業車運転技能講習について解説

技能講習

作業床の高さが10m以上の高所作業車を運転・操作(道路上の走行させる操作を除く)ができる。高所作業車運転特別教育の場合だと、高さが10m未満の高所作業車の運転・操作しかできない。 ※高所作業車とは作業床を2m以上の高さに上昇出来る能力を持ち、昇降装置、走行装置等により構成され、不特定の場所に動力を用いて自走できる機械の事。

真面目に講習を受けていたら合格できます。

約35000円~約45000円程度
金額は各教習所による。
個人で受ける場合、教育訓練給付金を受け取れる場合がある。
会社によるが、人材開発支援助成金を受け取れる場合がある。
地方自治体の資格取得支援事業を受け取れる場合がある。

受験資格

18歳以上。 以下のとおり、所有資格及び経験により受講時間が異る。

12時間(学科+実技)
  • 移動式クレーン運転士免許所有者。
  • 小型移動式クレーン運転技能講習修了者。
14時間(学科+実技)
  • 建設機械施工管理技士合格者。
  • 普通、準中型、中型、大型、大型特殊免許所有者。
  • 車両系建設機械(整地等)(解体用)(基礎工事用)、不整地運搬車、フォークリフト、ショベルローダ等のいずれかの運転技能講習修了者。
17時間(学科+実技)

上記のいずれにも該当しない方。

取得方法

各都道府県で高所作業車運転技能講習を取り扱っている教習所で取得可能。
必要書類などは各教習所のHPでご確認下さい。

勉強方法

講習を真面目に受け、実技試験と筆記試験に合格すると取得できます。

講習時間

3日間の講習内容

学科

① 高所作業車の作業に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識(5時間)
② 原動機に関する知識(3時間)
③ 高所作業車の運転に必要な一般的事項に関する知識(2時間)
④ 関係法令(1時間)
⑤ 学科修了試験(1時間)

実技

① 高所作業車の作業のための装置の操作(6時間)
② 実技修了試験(1時間)

合計 約17時間(修了試験含めない)

筆記試験、実技試験。

都道府県の受講地により異なります。詳しくは実施先までお問い合わせ下さい。

  • 移動式クレーン運転士免許を受けた者は又は小型移動式クレーン運転技能講習を修了した者は、学科②「原動機に関する知識」及び、③「高所作業車の運転に必要な一般的事項に関する知識」が免除。
  • 建設機械施工技術検定に合格した者は、学科②「原動機に関する知識」が免除。
  • 大型特殊自動車免許、大型自動車免許、中型自動車免許又は普通自動車免許を有する者は、学科②「原動機に関する知識」が免除。
  • フォークリフト運転技能講習、ショベルローダー等運転技能講習、車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習、車両系建設機械(基礎工事用)運転技能講習、車両系建設機械(解体用)運転技能講習、不整地運搬車運転技能講習、の技能講習を修了した者は、学科②「原動機に関する知識」が免除。

学科

各科目とも40%以上の得点があり、かつ全科目の得点の合計が60%以上で合格となります。

実技

100点満点で70点以上で合格となります。

講習最終日。

様々な業種で活躍できるがビルメンテナンスの場合だと↓↓↓

ビルメンテナンスの仕事の年収・月収・日当

平均年収:370万円
平均月収: 26万円
 平均日当:16259円
 (引用:引用:Indeed 2025/10/13)

建設業 造園業 ビルメンテナンス業 など

受講地がとても遠いかった。映像で50m以上伸ばせる高所作業車を観ていると、作業床は高ければ高いほど風で揺れが激しくなっていたので高所恐怖症の人はちょっと厳しいと思った。10mくらいだと我慢できると思う。筆者は労働技能講習協会で取得しました。

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